インフィル木造軸組フレーム

コワーキングの内装は結構ややこしい。仕事の環境に適した家具、照明、コンセントを、各場所に配置する必要がある。全て内装工事で綺麗に仕上げようとするとコスト高に・・・。ということで、部屋の内側に「もう一つの部屋」を作ることにした。地場の木材を使用した木造の軸組フレームを採用。加工も楽だし、なにしろ木の温もりが心地よい。

柱や梁は、平方木材株式会社さんに依頼。群馬県産材を使い、木造住宅と同様に工場でプレカットしてもらったものを搬入。

部屋全体で、これくらいの量になります。

木材の連結は「金物工法」で。工場でここまでやってくれるので、あとはプラモデルのように組み上げるだけ。

軸組の組み上げと内装全般は、株式会社堀田さんに依頼。職人さんも、部屋の中に組み上げるのは初めてだと。ちなみに堀田さんはスノーボードも作るチャレンジングな建具屋さんです!

窓際はフレームの形状を変えています。その理由は・・・

部屋の奥にも、どんどんフレームが組み上がっていきます。

構造を保つための「火打ち」は、無理を言って黒に塗装してもらいました。

フレームに面材を付けて、個室に!

フレームに集成材を取り付けて、ベンチシートに!

フレームに天板を貼って、長い机に!

1階のエントランスにも、軸組インフィルの演出を。

ひとまず、フレームが組み上がりました。ここから、細かな内装工事に入っていきます。