「コミュニケーションデザイナー」ってなんだよ!

まずは、マニュアル通りに自己紹介的なお話。

・インハウスの宣伝部からの変革

本職は、メーカーの宣伝部でマネージャーをしています。マスコミとかカタログとか展示会とかの企画と制作をする役割。宣伝部も時代と共にカタチを変え、デジタル化によりオンラインももオフラインも統合して企画~実行する流れとなり、商品からCSまで含めた顧客中心の統合型コミュニケーションが求められています。中にいる我々は、「プランナー」「コピーライター」「クリエイター」とい個別のスキルではなく、統合的にPDCAを回せる「コミュニケーションデザイナー」としてのスキルを身に着ける必要があります。

・「コミュニケーションデザイナー」は社会の中で役立てるのか?

会社の中では役割ははっきりしていますが、社会に出たら、この「コミュニケーションデザイン」という職種は、実に説明しづらい。コミュニケーションの全体像を描き、各パートの人に実践してもらい、総合的な評価をする。プロデューサー?ディレクター?社会の中では役立てない、インハウスならではの特殊なスキルなのか?と悩んだ時もあった。

・故郷の「地域活性化」との出会い

とある仕事で、自分の故郷が「民間がリードして地域活性で盛り上がっている!」という事を知り、色々調べてみた。確かに面白いことを色々やってる。この街は、田舎のわりに全国展開に成功した事業が生まれる街であり、官よりも民が強い。話を聞く中で「地域活性が進んでいるが、市民が追い付いていない」という課題を聞いた。すごくいい活動をしているんだけど、保守的な人が多い田舎では、なかなか我が事として捉えられにくいのが現実。おっ!これこそ、コミュニケーションデザイナーの役割では?先行している街のコンセプトに住民が追い付けるように、市民との街とのコミュニケーションデザインが必要なのではないか?

・「コミュニケーションデザイン」の事業化

地域活性の中でコミュニケーションデザインを実践すること自体は、「是非!」と皆さんに受け入れられると思う。でも、地域活性は長期間のミッションであり、これを継続していくにはボランティアではなく「事業」として成立させなければならない。なかなか前例の無いコミュニケーションデザインのマネタイズ。地域活性というミッションの中で、これから模索していこうと思う。

今後、コミュニケーションデザイナーとしての地域活性の取り組みをnoteでしたためていこうと思います。お楽しみに!